小数の計算の学年別の内容と筆算のコツ(小学3〜5年)

小数の計算は、小学3年のたし算・ひき算から始まり、4年で整数とのかけ算・わり算、5年で小数どうしのかけ算・わり算へと進みます。学年ごとの内容と、筆算のコツ、わり算の答え方の違いをまとめました。

学年ごとの内容(めやす)

学年のめやすは、小学校の学習指導要領と教科書の一般的な順番を参考にしたものです。お使いの教科書と順番がちがう場合があります。

学年内容問題の例
3年小数第1位までのたし算・ひき算2.3 + 1.8、5.2 - 1.7
4年小数第2位までのたし算・ひき算、小数×整数、小数÷整数3.5 + 1.27、2.7 × 6、8.4 ÷ 3
5年小数×小数、小数÷小数2.4 × 1.3、7.56 ÷ 1.8

筆算のコツ

  • たし算・ひき算:小数点の位置をそろえて、位ごとに計算します。位が足りないところには0を書いておくと間違えにくくなります(4 - 1.35 なら、4 を 4.00 と考える)
  • かけ算:小数点を考えずに整数の筆算と同じように計算し、最後に、かけられる数とかける数の小数点以下の位の数の合計だけ、右から数えて小数点を打ちます
  • わり算(小数÷整数):小数点をそろえて、商の小数点を打ってから整数のわり算と同じように計算します
  • わり算(小数÷小数):わる数が整数になるように、わる数とわられる数に同じ数(10・100)をかけてから計算します

小数の筆算のやり方(例題つき)

筆算の手順を、例題で確かめます。式の形ごとに、順に見ていきます。

  • たし算(3.5 + 1.27):小数点の位置をそろえて、位が足りないところには0を書きます(3.50 + 1.27)。右の位から順に計算して、答えは 4.77 です
  • ひき算(4 - 1.35):整数の 4 は 4.00 と考えて、小数点をそろえます。右の位から順に、くり下がりに注意して計算すると、答えは 2.65 です
  • かけ算(2.4 × 1.3):小数点を考えずに 24 × 13 = 312 を計算します。かけられる数 2.4(小数点以下1けた)とかける数 1.3(1けた)で、合わせて2けたなので、312 の右から2けたのところに小数点を打って、答えは 3.12 です
  • わり算(小数÷整数)(8.4 ÷ 3):8.4 の小数点の真上に、商の小数点を打ちます。そのあとは整数のわり算と同じように計算して、答えは 2.8 です
  • わり算(小数÷小数)(7.56 ÷ 1.8):わる数 1.8 を整数 18 にするため、わる数もわられる数も10倍して、75.6 ÷ 18 にします。計算すると、答えは 4.2 です
  • わり算(小数÷小数)(1.3 ÷ 5.2):わる数 5.2 を整数 52 にするため、わる数もわられる数も10倍して、13 ÷ 52 にします。13 は 52 より小さいので、商の一の位は 0 で、小数点を打って、13 に 0 を足した 130 ÷ 52 = 2 あまり 26、さらに 260 ÷ 52 = 5 で、答えは 0.25 です

わり算の答え方の違い

わり算は、どこまで計算するかで3つの形があります。当サイトのプリントでも、選んで出題できます。

答え方内容例
わり切れる問題だけ商がちょうどになる問題8.4 ÷ 3 = 2.8
わり進む問題わられる数に0をつけて、わり切れるまで計算する5.4 ÷ 4 = 1.35
あまりを出す問題商を決まった位まで求め、あまりも出す9.5 ÷ 4 = 2.3 あまり 0.3

つまずきやすい点

  • 小数点の位置をそろえ忘れる:筆算の左側のマス目を使うと位がそろいます
  • かけ算の答えの小数点:「小数点以下の位の数の合計」を数え間違えやすいので、式の横に「1けた+1けた=2けた」のようにメモする
  • 「あまり」の小数点:あまりの小数点は、わられる数のもとの小数点の位置にそろえます(9.5 ÷ 4 の あまり 0.3)

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