分数の学年別の内容と計算の進め方(約分・通分・帯分数)

分数は、小学3年の「分母が同じ分数のたし算・ひき算」から始まり、4年で帯分数と仮分数、5年で約分・通分・分母のちがう分数の計算、6年で分数のかけ算・わり算へと進みます。学年ごとの内容と、計算の手順の例をまとめました。

学年ごとの内容(めやす)

学年のめやすは、小学校の学習指導要領と教科書の一般的な順番を参考にしたものです。お使いの教科書と順番がちがう場合があります。

学年内容問題の例
3年分母が同じ分数のたし算・ひき算2/5 + 1/5
4年仮分数と帯分数、帯分数をふくむたし算・ひき算7/3 = 2と1/3、1と3/7 - 5/7
5年約分、通分、分母がちがう分数のたし算・ひき算12/18 = 2/3、1/2 + 1/3
6年分数×整数・分数÷整数、分数×分数・分数÷分数2/3 × 4、2/3 ÷ 4/5

計算の手順の例

  • 仮分数 → 帯分数:分子を分母でわります。商が整数の部分、あまりが分子です(7/3 は 7 ÷ 3 = 2 あまり 1 なので、2と1/3)
  • 帯分数 → 仮分数:整数 × 分母 + 分子を新しい分子にします(2と1/3 は 2 × 3 + 1 = 7 なので、7/3)
  • 約分:分子と分母を、同じ数(1以外の公約数)でわります。それ以上われなくなるまで続けます(12/18 は 6 でわって 2/3)
  • 通分:分母を、それぞれの分母の公倍数(できれば最小公倍数)にそろえます(1/2 と 1/3 は、分母を6にして 3/6 と 2/6)
  • 分数のかけ算:分子どうし、分母どうしをかけます。計算の途中で約分すると、数が小さくなって楽になります
  • 分数のわり算:わる数の分母と分子を入れかえて(逆数にして)かけ算にします

つまずきやすい点

  • 分母がちがう分数のたし算で、分母どうし・分子どうしをそのまま足してしまう(1/2 + 1/3 を 2/5 としてしまう):先に通分が必要なことを確認します
  • 答えを約分し忘れる:答えが約分できるかを毎回確かめる習慣をつけます。当サイトのプリントの答えは、約分した形で出ます
  • 帯分数のひき算(1と3/7 - 5/7 のように、分数の部分が引けない形):整数を1つくずして計算する形を、図で確かめます

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