筆算のやり方(たし算・ひき算・かけ算・わり算)と九九の表(小学1〜4年)
たし算・ひき算・かけ算・わり算の筆算のやり方を、例題で説明します。学年ごとに習う計算の内容、つまずきやすい点、九九の表もまとめました。下のボタンから、学年を選ぶだけで、答えのページ付きの計算プリントを作れます。
学年ごとの計算の内容(めやす)
学年のめやすは、小学校の学習指導要領と教科書の一般的な順番を参考にしたものです。お使いの教科書と順番がちがう場合があります。
| 学年 | 習う計算 | 問題の例 |
|---|
| 1年 | 1けたのたし算・ひき算(くり上がり・くり下がりのない計算と、ある計算) | 5 + 3、9 + 6、13 - 5 |
| 2年 | 2けたのたし算・ひき算、かけ算の九九 | 47 + 38、52 - 27、6 × 7 |
| 3年 | 3けたのたし算・ひき算、2〜3けた×1けたのかけ算、九九の範囲のわり算(あまりなし) | 425 + 378、34 × 6、42 ÷ 6 |
| 4年 | 3けた×2けたのかけ算、2〜3けた÷1けたのわり算(あまりあり) | 123 × 45、85 ÷ 6、725 ÷ 3 |
筆算のやり方(例題つき)
筆算は、位をそろえて、右の位から順に計算します。式の形ごとに、手順と、実際に書く筆算の形を見ていきます。図の色のついた小さな数は、くり上がり・くり下がりの目印です(わり算では、おろした数に色をつけています)。
- たし算(47 + 38):一の位は 7 + 8 = 15 なので、5 を書いて、1 を十の位にくり上げます。十の位は 4 + 3 + 1(くり上げた数)= 8。答えは 85 です
- 一の位:7 + 8 = 15。一の位に 5 を書きます
- 15 の「1」は十の位へくり上げます。十の位の上に、小さく 1 を書きます
- 十の位:4 + 3 + 1(くり上げた数)= 8。十の位に 8 を書きます
- できあがり。答えは 85 です
- ひき算(52 - 27):一の位は 2 から 7 が引けないので、十の位から 1 くり下げて、12 - 7 = 5。十の位は 5 が 4 になっているので、4 - 2 = 2。答えは 25 です
- 一の位:2 から 7 は引けません。十の位から 1 くり下げます
- 十の位の 5 は 4 になり(5 に斜線を引いて、上に 4 を書く)、一の位の 2 は 12 になります(2 に斜線を引いて、上に 12 を書く)
- 一の位:12 - 7 = 5。一の位に 5 を書きます
- 十の位:4 - 2 = 2。十の位に 2 を書きます。答えは 25 です
- かけ算(34 × 6):一の位 4 × 6 = 24 なので、4 を書いて、2 を十の位にくり上げます。十の位は 3 × 6 = 18 に、くり上げた 2 を足して 20。答えは 204 です
- 一の位:4 × 6 = 24。一の位に 4 を書きます
- 24 の「2」は十の位へくり上げます。十の位の上に、小さく 2 を書きます
- 十の位:3 × 6 = 18 に、くり上げた 2 を足して 20。20 をそのまま書きます
- できあがり。答えは 204 です
- かけ算(123 × 45):まず 123 × 5 = 615、次に 123 × 40 = 4920(位を1つずらして 123 × 4 = 492 を書く)。2つを足して 615 + 4920 = 5535 です
- 一の位の 5 をかけます。123 × 5 = 615。615 を書きます
- 十の位の 4 をかけます。123 × 4 = 492。位を1つ左にずらして、492 を書きます(いちばん右の 0 は、省いてもかまいません)
- 2つの答えを足します。615 + 4920 = 5535。答えは 5535 です
- わり算(42 ÷ 6):九九の「6の段」で、6 × 7 = 42 なので、答えは 7 です
- 6 の段で、「6 × □ = 42」になる □ を探します。□ は 7 です。答えの一の位に 7 を書きます
- 6 × 7 = 42 を、わられる数 42 の下に書きます
- 42 - 42 = 0。あまりはなく、答えは 7 です
- わり算(85 ÷ 6、あまりあり):「たてる→かける→ひく→おろす」を、くり返します。85 の 8 を 6 で割ると 1 が立ち(たてる)、1 × 6 = 6(かける)、8 - 6 = 2(ひく)、5 をおろして 25。25 ÷ 6 = 4 が立ち、4 × 6 = 24、25 - 24 = 1。答えは 14 あまり 1 です
- たてる:8 ÷ 6 = 1 あまり 2。商(答え)の十の位、8 の上に 1 を書きます
- かける:6 × 1 = 6。8 の下に 6 を書きます
- ひく:8 - 6 = 2。線を引いて、下に 2 を書きます
- おろす:5 をおろして、2 のとなりに書きます。25 になります
- たてる:25 ÷ 6 = 4 あまり 1。商の一の位、5 の上に 4 を書きます
- かける:6 × 4 = 24。25 の下に 24 を書きます
- ひく:25 - 24 = 1。これがあまりです。答えは 14 あまり 1 です
- わり算の検算:「わる数 × 答え + あまり = わられる数」になるか確かめます(6 × 14 + 1 = 85)
九九の表
かけ算の九九の表です。左の列の数と、上の行の数が交わるところが、かけ算の答えです(たとえば、「6の行」と「7の列」が交わるところは 42 なので、6 × 7 = 42)。
| × | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 |
|---|
| 1 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 |
| 2 | 2 | 4 | 6 | 8 | 10 | 12 | 14 | 16 | 18 |
| 3 | 3 | 6 | 9 | 12 | 15 | 18 | 21 | 24 | 27 |
| 4 | 4 | 8 | 12 | 16 | 20 | 24 | 28 | 32 | 36 |
| 5 | 5 | 10 | 15 | 20 | 25 | 30 | 35 | 40 | 45 |
| 6 | 6 | 12 | 18 | 24 | 30 | 36 | 42 | 48 | 54 |
| 7 | 7 | 14 | 21 | 28 | 35 | 42 | 49 | 56 | 63 |
| 8 | 8 | 16 | 24 | 32 | 40 | 48 | 56 | 64 | 72 |
| 9 | 9 | 18 | 27 | 36 | 45 | 54 | 63 | 72 | 81 |
つまずきやすい点と、進め方の例
- くり上がり・くり下がり:位をそろえて書き、くり上げた(くり下げた)数を、小さく書いておくと、忘れにくくなります
- ひき算で、引かれる数が 0 のとき(200 - 83 など):上の位から順に借りてくる流れを、先に練習します
- かけ算の筆算で、2けたをかけるとき:2段目は、位を1つずらして書きます(かける数の十の位は、0 を書く気持ちで、1つ左に)
- わり算:「たてる→かける→ひく→おろす」の順番を、声に出して唱えながら進めると覚えやすくなります。あまりは、わる数より小さくなるか確かめます
- 九九は、段ごとに声に出して覚えたあと、バラバラの順(「6 × 7 は?」)で確かめます。問題は、作るたびに数がかわるので、同じ答えを覚えてしまう心配はありません
- まず、1年(くり上がり・くり下がりなし)から始めて、できたら次の学年に進みます
プリントで選べる設定
- 学年のボタン:「1年(くり上がり・くり下がりなし)」「1年(あり)」「2年」「3年」「4年」。押すと、その学年で習う内容にそろいます
- 種目ごとの数の範囲と問題数、たし算・ひき算のくり上がり・くり下がり(ある問題だけ・ない問題だけ)、わり算のあまりのあり・なし
- 筆算の形で出すか(横の式で出すか)、文字の大きさ、解答ページ・名前欄のあり・なし
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